称讃寺について

三王山 稱讃寺

概要

称讃寺は奈良県橿原市和田町にある浄土真宗本願寺派の寺院です。
当寺は南北朝時代の終期・明徳元年(1390年)に惣道場として建立されました。 以来、地域のご門徒方と共にお念仏の声を現在まで受け継いで参りました。

当寺へのアクセス

歴史

当寺が建立された明徳元年(1390年)は足利幕府により南北朝が合一されようとしている時代でした。それより600年以上の永きにわたり、ご門徒の皆さまのお力添えにより、「み教え」聴聞の場として尊い仏縁に恵まれています。
現在の本堂は嘉永4年(1851年)に再建されました。
余間のお名号 お内陣の左余間(向かって右側)に本堂再建時につくられた「南無阿弥陀仏」の六字名号の掛軸があります。
良く見ると再建にあたりご寄進いただいた方々のお名前で六字名号が形作られています。
お名号拡大

画像をクリックすると拡大画像が開きます。→
これ程も多くの方々のご協力によって守られてきた寺院です。
その掛軸の裏に当寺の歴史が記されております。
当寺の記録
明徳元年十月當山建立
  開基 慈敬房
    三王山 稱讃寺
天保十五年二月ヨリ本堂再建ニ
取掛リ嘉永四年一月完成ス

と記録されています。 (画像をクリックすると拡大画像が開きます。) 天保15年(1845年)から嘉永4年(1851年)の六年掛りで再建いただいたものが現在の本堂になります。


本堂 その後もご門徒方のお力添えにより幾度となく修復を施して頂き、最近では平成25年(2013年)から平成26年(2014年)にかけて瓦の葺き替え、山門の再建、壁ならびにお内陣の修復を行って頂きました。

ご本尊

阿弥陀如来立像がご本尊です。
ご本尊 平成26年(2014年)お内陣の修復に伴い宮殿くうでんも建立当時の輝きを取戻し、ご本尊も復元して頂きました。
仏師・康雲の作とされています。


左脇段(向かって右)は親鸞聖人、右脇段(向かって左)は蓮如上人の御絵像です。

蓮如上人 親鸞聖人

称讃寺詳細

正式名称 浄土真宗本願寺派じょうどしんしゅうほんがんじは   慈敬院じけいいん  三王山さんのうざん 稱讃寺 しょうさんじ
登記名称 宗教法人「稱讃寺」
所在地 〒634-0041 奈良県橿原市和田町15番25号
電話番号 07442-7-3837 (Fax兼用)
e-mail mail@shousanji.jp
宗派 浄土真宗本願寺派
本山 龍谷山 本願寺(西本願寺)
建立 明徳元年(1390年)10月
本尊 阿弥陀如来像(康雲作)
前住職 黒田 忠雄【法名 釋 忠雄しゃく ただお】(第27世住職)
  1972年5月12日就任 ~ 2015年2月23日退任
住職 黒田 宏文【法名 釋 宏文しゃく ひろふみ】(第28世住職)
  2015年2月23日就任 ~

※ 2015年3月30日付で本山登録寺号の表記が穪讃寺から稱讃寺に変更されました。


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